「月1回は継続して書いていきたい」
そう思っていた時期が、僕にもありました。
本当に熱しやすくて冷めやすい性格で笑えてくる今日この頃。
そう思ったら、約半年前も同じような記事を書いていた。
「人間はなかなか成長しない」という事実をまざまざと見せつけられている。
このところ、なんとかギリギリな線で生きている。仕事で煮詰まったりとか、ストレスを感じたりとか、悩ましいところはたくさんあるけれども、そんなことは仕事をしている人なら誰でも持っている話。
一方で、継続は力なり、というのを実感している分野もある。
それは、ジムでの運動だ。メンタルがまずすぎていけない時や、繁忙期で時間が取れない時、さらにはただただだるくていけない時もあるけれども、2月に入会してから継続して通えている。そのせいか、体重が10kgほど減少した。もちろん主に脂肪だ。正直、インストラクターの指示にあまり従えていない自分がいるが、まぁとりあえず継続すれば痩せていけるというのは、少し自信に繋がる気がする。このまま継続していきたい所存。
ところで、いろいろな媒体で自信を持つためには自分のことを好きになろう、という主張をよく見かける*1。
しかし実際にこれはすごく大変なことのように思える。というよりも、自分の欠点や悪いところを一番よく知っておきながら、「ありのままの自分を好きになろう、認めよう」なんていうのができると考える神経が本当に理解できない。心の底から理解できない。それとも「ありのままの自分」が好きな人は、自分のことを完全無欠の完璧超人だと思っているのだろうか。
多分違うんだろうと直感では思っていても、理解ができない。どうして欠点があるのに認められるんだろう。仕事でも欠点・欠陥があるものは認められないのに、何をどうすれば自分のことを認められるんだろう。無理では?感覚がさっぱりわからない。いわゆる「自己肯定感」が高い人がどういう風に自分自身を捉えているのかを教えて欲しい。
また、そういう人たちは「自分自身を変える」ということをどのように捉えているんだろう。自己肯定感が低ければ、「今の自分が嫌いだ」というのをある種のモチベーションにして行くことがよく分かる。しかし、「今の自分でいい」と思っている自己肯定感が高い人たちはどういう考えのもと「自分自身を変える」という意識を持っているのだろう。その辺りの思考回路が全く読めない、いや理解できない。自分の中では矛盾していると感じているからだ。
「今の自分が好きだ」→今のままでいい→自分を変化させる必要がない
「今の自分が嫌いだ」→今のままではダメだ→自分を変化させる必要がある
ひょっとして、自己肯定感が高い人たちが自己変革に取り組む理由って、「自分をより高みに持っていくため」あるいは「自分の能力を維持するため」にしているのだろうか。書きながら思いついた。
いずれにしても、考えたところで答えは出ない。仕方がないので、今のまま、できるところまでやってみるしかない。もう10kg近く脂肪を落としたい。
*1:【自信の持ち方】を世界一わかりやすく解説してみた例えば、このようなサイトは典型的である